透明ガラスに入っている色鮮やかなグラノーラ

ドライフルーツのおすすめの食べ方|自分だけのグラノーラを作ろう(1)

ドライフルーツは、そのまま食べてもおいしい素材です。ヨーグルトに添えたり、ナッツやチーズと組み合わせたり、紅茶やワインのおともにしたりすると、味わい方はさらに広がります。

その中でも、日常に取り入れやすく、自分の好みに合わせて作れるのが、グラノーラです。

グラノーラというと朝食のイメージが強いかもしれませんが、午後の間食、仕事の合間、運動後、旅行中、あるいは軽めの夕食など、様々なタイミングやシチュエーションで楽しむことができます。

今回は前編として、グラノーラとはどのような食べ物なのか、どのような素材が合うのかを見ていきます。

グラノーラとは?

グラノーラは、オーツ麦などの穀物をベースに、ナッツ、種子、ドライフルーツなどを組み合わせた食べ物です。

一般的には、オートミールにナッツや甘みを加え、オーブンなどで香ばしく焼き上げます。そこにレーズンやいちじく、マンゴーなどを合わせることで、甘みや酸味、食感に変化が生まれます。

市販品もありますが、自分で作る場合は、甘さや油の量、素材の種類を調整しやすいのが特徴です。甘めに仕上げても、ナッツを多めにしても、ドライフルーツを一種類だけにしても構いません。

グラノーラは、素材の組み合わせや分量を、自分の好みに合わせて楽しめる食べ方です。

グラノーラの歴史と広がり

グラノーラの原型は、19世紀のアメリカで生まれたとされています。

当時は、穀物を使った食べ物が健康的な食事として注目され、硬く焼いた穀物を砕いたようなものが登場しました。現在のように、ナッツやドライフルーツを取り入れる形とは、少し違っていたようです。

その後、グラノーラは朝食や軽食として広がり、欧米ではミルクやヨーグルトと組み合わせる食べ方が定着していきました。日本でも朝食や間食、ヨーグルトのトッピングとして親しまれています。

国や地域によって、食べ方や素材の組み合わせは少しずつ異なります。現在では、器に盛って食べるタイプだけでなく、持ち運びやすいバータイプなど、携帯食として親しまれるものもあります。

グラノーラに合う食材

基本となるのは、穀物、ナッツ、ドライフルーツ。そこに、はちみつやメープルシロップ、少量のオイル、スパイスなどを加えると、香りや食感に変化が出ます。

ベースになる穀物・炭水化物

グラノーラの土台になるのは、オートミールなどの穀物です。オートミールは、オーツ麦を食べやすく加工したもので、焼くと香ばしさが出やすく、ナッツやドライフルーツとの相性がよい素材です。

そのほか、押し麦、玄米フレーク、全粒粉系のシリアル、コーンフレークなどを使うこともできます。

しっかり噛む食感が好きなら、オートミールを中心に。軽い口当たりにしたいなら、フレーク系を混ぜる。香ばしさを出したいなら、少し長めに焼く。ベースを変えるだけでもバリエーションは広がります。

香ばしさを添えるナッツ

ナッツは、グラノーラに香ばしさと食感を与えてくれる素材です。

くるみ、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツなど、さまざまな種類があります。

くるみは、やわらかな渋みとコクがあり、ドライフルーツの甘みとよく合います。アーモンドは香ばしさが出やすく、噛んだときの食感もはっきりしています。カシューナッツはやさしい甘みがあり、全体をまろやかにまとめてくれます。

ナッツは粗く刻むと全体になじみやすくなります。ワインやチーズと組み合わせたい場合は、甘みを控えめにして、ナッツの香りを活かすと大人っぽい味わいになります。

甘みと酸味でアクセントをつけるドライフルーツ

ドライフルーツは、グラノーラに甘み、酸味、香りのアクセントを加えてくれる素材です。

レーズン、クランベリー、いちじく、デーツ、アプリコット、マンゴーなど、種類によって風味や色彩が変わります。

レーズンは、グラノーラに使いやすい定番のドライフルーツです。穀物やナッツと一緒に食べても主張しすぎず、自然な甘みが広がります。

クランベリーは酸味があり、甘めのグラノーラに入れると味が引き締まります。いちじくは粒の食感、デーツは濃い甘み、アプリコットやマンゴーは果実らしい香りや酸味を感じられます。

同じグラノーラでも、ドライフルーツの選び方で風味や見た目に違いが生まれます。

グリーンレーズンとレッドレーズンの使い分け

レーズンと聞くと、日本ではカリフォルニアレーズンを思い浮かべる方が多いかもしれません。定番の素材として使いやすい一方で、レーズン特有の香りが少し苦手という方もいます。

そんなときは、グリーンレーズンやレッドレーズンをグラノーラに入れてみるのもひとつの方法です。味わいに変化が出るだけでなく、緑や赤の色合いが加わることで、彩りが豊かになり、見た目にも食欲をそそる仕上がりになります。

グリーンレーズンもレッドレーズンも、心地よい甘みと酸味があり、穀物やナッツの香ばしさにほどよいアクセントを加えてくれます。どちらか一方を選んでも、少しずつ混ぜてもよいでしょう。

SUNOMA(素のマルシェ)では、グリーンレーズンレッドレーズンいずれもご用意しています。共にそのままお召し上がりいただけますが、ヨーグルトや手作りグラノーラのトッピングにも使いやすい素材です。普段のレーズンとは少し違う味わいや彩りを試したい方は、ぜひ一度お試しください。

好きなものだけ選んでもいい

グラノーラというと、いろいろな材料をそろえるイメージがあるかもしれません。最初から多くの素材を入れる必要はありません。

オートミールとくるみ、レーズンだけ。市販のシリアルに、好みのナッツとドライフルーツを足す、ヨーグルトに焼いたオートミールとレーズンをのせる。それでも十分にグラノーラらしい一皿になります。

大切なのは、素材の数を増やすことではなく、自分にとっておいしい組み合わせを見つけることです。

まずは素材を選ぶところから

手作りグラノーラは、難しく考えなくても始められます。

慣れてきたら、ドライフルーツを変えてみる。或いはナッツの種類を増やしたり、甘みを控えめにして、ワインやチーズに合わせてみるなどなど。
試作を重ね、試行錯誤しながら、自分の好みに少しずつ近づけていく。時には小さな冒険から、新しい味やかけ合わせの妙に出会う。そこが、手作りグラノーラの醍醐味です。

次回の後編では、基本の作り方、ドライフルーツを入れるタイミング、朝食以外の味わい方、保存方法について紹介します。

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